新たに理事に就任しました

今年6月に新たに理事に就任しました「相川ゆきえ」さんです。今後とも、よろしくお願い申し上げます。現在彼女は岩手大学・農学部・森林科学科の修士一年生に在籍しています。

大学3年生からレッドカーペット・プロジェクトとの椿生育共同研究を行なって参りました。大学四年生の時に、校内での課題解決プログラム研究発表で、博士課程、修士課程を抑えて、最優秀賞を学士で受賞しました。そして今年になり修士に進み、レッドカーペット・プロジェクトから研究費も出して、さらに椿の研究を広める勉強と活動をしています。

先月の秋田大学での森林学会にてポスターセッションで椿研究は入賞を果たしました。畑のメンテナンスや植樹会等には盛岡市にいるので活動は出来ません。年に数回、泊まりで教授と大船渡市・陸前高田市に来て、畑の調査・研究を行なっています。

レッドカーペット・プロジェクト理事関係者は生活給は一切出ませんが、交通費、昼食代、研究に関わる材料費、製作費は必要に応じて出すので、是非とも、足を伸ばして色々な地域の椿を見て来て欲しいものです。

また、相川は9月にはドイツに勉学に行き、海外へも出張して学んでいます。修士論文になる三陸椿の研究は卒業時には私達にも発表してもらおうと思っています。また、2026年3月には、大船渡市で全国椿サミットが開催されます。ここで発表なり研究ポスターセッションでも展示をして行く方向になるかと思います。椿の研究論文は日本原産国となっているのにも関わらず、日本でも世界でも、殆どありません。岩手大学農学部森林科学科が椿の研究で世界をリードして欲しいと願うばかりです。

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