2023年6月17日(土曜日)、一般社団法人岩手県労働者福祉協議会さん追加植樹会をさせて頂きました。久慈、盛岡、一関、北上から33人も集まって頂きレッドカーペット・プロジェクトへの植樹会でした。毎年ご寄付を頂いてます。ありがとうございます。
１回目の年に植えたのは残念ながら一本だけ残して(調子はあまり良くないですが)枯れました。２回目の昨年秋に植えたのが、新たな手法で約70cmの深さをバックホーンで堀り、その中に良質の土を大量に入れて、仿草シートを敷き土を盛って土壌を作り上げて、さまざまな土を混ぜて、雨は通す仕組みの90%遮光の寒冷紗で囲い蒲鉾のようにしました。
結果は、全部、100%生き残っていました。初成果です。資金はかなりかかったものの、とにかく100%生き残りました。二年半、正直相当に疲れましたが・・、様々な面で。しかし支援を頂いて諦める訳には行きません。また希望を無くする訳には行きません。色々、様々、実験、研究、試行錯誤しました。
寒冷紗を取って皆さんに見せたら、全部が生き残っていたのを見て、正直驚きました。(生き残って驚く程に地質も環境も悪い場所なのです)
今年の植樹にも子供さんも来てくれて。前日まで雨ざんざんの土地、田植えのようになってしまったけれど、それで良いんです。
この後はワイヤーを張って、遮光90%のネットかけて二年間育てます。
さて、次は25本の岩手ダイハツ販売さんの植え替えと整備、畑全部の作り直しをします。まるっきり変わるぐらいの手入れを月末から始めます。そして秋を迎えます。そしたらクリーマさんの畑、横側を全部新規作成でやり直します。
少し、掴みました。被災土地と戦って来て、今はやってやる・・の気持ちです。岩手県労働者福祉協議会さん、ありがとうございました。心より感謝です。毎年の恒例になって来ました。
